LIGHT HOUSE

自分で選び歩んできた道じゃないか。

PCによるツイキャス配信方法まとめ

3年程ツイキャスを使用してきたので、個人的なまとめを。尚、基本的にWindowsデスクトップPCを想定していますが、ノートPCでも出来ます。
Macを使用されている方の参考にはならないかもしれません。

配信方式

1.ブラウザ上で配信。

出来ること:雑談枠、コラボ配信、弾き語り

出来ない事:ゲーム実況

*推奨のブラウザはGoogle Chromeです。

2.OBSによる配信

 出来ること:雑談枠・弾き語り・ゲーム実況・配信画面にコメントや複数の画像を上付けする。

 出来ないこと:コラボ配信

*OBSで配信中は、同じPCで同時にブラウザで自分のページを視聴しないようにしましょう。アップロードとダウンロードを同時に行っており、遅延、カクツキの原因になります。

マイク選び

PCでツイキャスをする際には、音声入力が必要になります。 用途にあったマイク選び・機材の購入をおすすめします。

1.音質にこだわらない、コラボ配信したいだけ

ヘッドセット式のマイク

*ノートPCの場合はデフォルトでカメラ、マイクが付いているものが多いのでご確認を。

2.音質にこだわる。

1.低価格ながら音質にこだわる

例:Sony ECM-PC60 とSound Blaster X-Fi Go! Pro r 2

 高性能でコンパクト。ECM-PC60だけですと、出力やノイズに不安があるので小型のオーディオインターフェイスを経由してUSB接続します。

稀に入力される音量が小さいので、マイクブーストという機能を使わないといけないのと、口から出る空気がマイクにあたる、ポップ音にも注意が必要です。

ECM-PC60 自体が 全指向性(全方向からの音を拾う) のマイクなので、周囲の音もよく拾います。

2.価格は高いが性能の良い USBコンデンサーマイク

Blue Microphones Yeti USBマイク

YetiUSBマイクはUSBコンデンサーマイクの代表格と言ってもいいんじゃないでしょうか。オーディオインターフェイスがなくても直接声をPCに入力出来ます。メリットは手軽なことと、クリアな音声。指向性も変更可能で、ミュートボタンが全面にあるのも嬉しいところ。

デメリットはソフトによる調整を行わないと、エコー等をかけられない。あと、結構大きくて重いです。

コンデンサーマイクのため、ある程度口を話しても音を拾ってくれます。ただ、単指向性にしてもキーボードを叩く音等も拾ってました。

実況動画などで使うYOUTUBERの方も多いです。喋り重視の方におすすめです。

3.オーディオインターフェイス×ボーカルマイク

YAMAHA
ウェブキャスティングミキサー オーディオインターフェース AG03

SHURE ダイナミックマイク SM58-LCE

マイクをオーディオインターフェースに繋げ、オーディオインターフェイスからUSB接続でPCに繋げます。

代表的なAG03の場合ですと、マイク音声だけではなく、同時に出力機能のあるエレキギター、キーボード等を端子で繋げることで、PCに音声を入力することができます。振動は免れませんが、夜間でもPC内で音を出しているのでヘッドフォンやイヤホンをして音を聞くことで、騒音を気にせず配信することができます。

オーディオインターフェイスに繋げるマイクは二種類あります。

1.ダイナミックマイク

音質が良く、丈夫ですが、口元に近づけて話さないと音を拾ってくれません。反対に、生活音や雑音が入らないため、そういった音を気にする方はダイナミックマイクの購入をおすすめします。

2.コンデンサーマイク

集音声が高く、マイクから口をある程度離しても綺麗に音を拾ってくれます。ボーカルの音声や、アコースティック楽器をマイクで録音したいのであればコンデンサーマイク一択です。

デメリットとしては集音性が高いので、キーボードを叩く音、ゲーム実況の際のコントローラーを操作した時のカチャカチャ音を拾いやすいです。

TIPS:コラボ配信でBGMを一緒に配信したい

コラボ配信中にBGMを一緒に流してラジオっぽくしたい方におすすめ。

もちろん、コラボ配信なのでブラウザを使用しての配信になります。

方法としては3つあります。

1.スピーカーから音を流してマイクに入力する。

一番簡単ですが、夜間の場合近所迷惑になりますし、それだったら初めからスマホタブレットで配信したほうが機材もいらないのでそちらのほうがおすすめ。BGMの音質も良くありません。また、相手方がイヤホンをしてないと音がハウります。

2.AG03のループバック機能を使う。

AG03のループバック機能は、PC上の音声とマイク等の入力音声を同時にMIXして一つの入力音声にしてくれます。

Windows Media PlayerYOUTUBEなんかでPC上で流したい音楽を流し、マイクに喋りかけるだけ。ヘッドフォンで音楽を聞きながらその音楽を視聴者にも配信出来ます。

AG03 のスイッチを操作するだけでPC上の音声をMIXする、しないが簡単に変更出来ます。

3.有料ソフトSoundpadの使用

このソフトを紹介しているサイトってあまり見たことありません。Steamの有料ソフトですが、USB接続のマイクを使用している方におすすめです。使用するにはまずSteamのインストールと、Soundpadの購入が必要になります。

価格は500円ほどなので、既にUSBマイク使ってるという方はこちらがおすすめです。AG03と新しくマイクを一緒に買う必要がないため、費用対効果は高いです。

まとめ

私の場合はゲーム実況、シンセサイザーを使用した配信も気まぐれにやるので、コントローラーのカチャカチャした音や、シンセサイザーを指で叩く音が入りにくいAG03とダイナミックマイクSM58の組み合わせに落ち着きました。

結構回り道してお金がかかったので、自分の中で最終的に何をしたいのか明確にして、一気にお金を投じたほうが安上がりかもしれません。安物買いの銭失いにならないよう慎重に選んでください。